議事録の文字起こしは整文で納品してもらえる?

議事録の文字起こしは整文で納品してもらえる?
議事録の文字起こしですが、その旨をしっかりと依頼すれば整文で納品してもらうことができるというか、このようなサービスを請け負っているのであれば当然依頼できるはずです。議事録の整文とは何かですが、これはテープなどに録音された音声データをそのままに文字にすることではありません。どんな人でもそうですが、我々が会話をする際には、え~、あの~、~ね、~よといった、特に意味を持たない言葉も無意識のうちに発しています。これらをそのまま文字にすることもありますが、それでは場面の雰囲気を掴みやすくはあっても、文章的には決して読み易くも理解し易くもありません。従って、このような文言を削除して納品して欲しいと思うことは良くあります。一方、このような作業は多少なりとも追加の時間がかかりますし、ある程度のスキルも求められますから、聞いたままに文章にすることと比較すると料金面でも高くなってしまうことは致し方ありません。
議事録は文字起こしを要約することも大切です
会議などの場で話されたことを議事録としてまとめる仕事が、どこの職場でも行われます。議論・発言の内容を記録というかたちで残すわけですから、正確かつ緻密な作業と言えるものです。文字起こしが先ずは基本となりますが、最近では随分と便利になってきました。以前は文字を起こすにあたって録音された音声データを聞きながら、ワープロを迅速・丁寧に叩いていたものです。近年は情報化の進展により、優れたソフトが開発されるようになりました。しゃべった言葉がAIによって自動的に言語として書き込まれていくのです。議事録を作成するうえでこれほど便利なことはありません。確かに完全に会話した内容がそっくりそのまま文字になるわけではありませんが、かなりの精度を持つソフトが多いようです。しかしながら議事録作成にあたって重要なことは記録だけでなく、要約した内容をも付け加えたいものです。これはある意味で、人間の感性を付加価値と捉えて加えた重要な作品とも言えます。要約版こそが人の手による真の議事録と言えるのではないでしょうか。